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30代・子どものいない夫婦のマンション購入、予算と住まいの決め方

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30代の子どものいない夫婦がマンションを買うなら、二人の収入を合算する前に、どんな暮らしを続け、いくら手元に残したいかを話し合うと予算を決めやすくなります。新婚やDINKsだけでなく、片働きや別々の働き方を選ぶ夫婦にも使える手順です。

将来の出産予定を必須の確認事項にする必要はありません。考えたい人は別の家計案として置き、今の二人の生活を基準に購入を進めてください。

二人の希望を住戸の条件へ直す

「駅近がいい」「広い家がいい」だけで終わらず、何のために必要かを一つずつ言葉にします。通勤を短くしたいなら玄関から職場まで、在宅勤務を分けたいなら机と会議の場所、趣味の道具を置きたいなら収納面積で確認します。

条件を必須、希望、調整可に分けると、予算に合わないときに何を変えるかが見えます。通勤しやすさが必須なら、築年や内装を調整する案があります。広さが必須なら、沿線や駅距離を広げる案を検討できます。

ペットと暮らしている場合は、種類・頭数・サイズの条件を必須欄に入れましょう。「将来飼えると思った」という推測で候補を残さず、規約と細則で確認できる物件を選びます。

ペット規約とは?ペット可マンション購入前の確認点
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家計の上限から借入枠を決める

手取りから生活費、趣味や旅行、予備費、老後等の積立を引き、住宅費の上限を決めます。ローン以外の管理費、修繕積立金、駐車場、税・保険の月割りも含めてください。

借入4,500万円と3,500万円を、年2.0%、35年、元利均等、ボーナス返済なし、金利一定とした仮の比較では、月返済は約14.9万円と約11.6万円です。ローン以外を月4万円と置くと、住宅費は約18.9万円と約15.6万円。これは相場や推奨借入額ではありません。

家計で並べる項目記入する内容
毎月の手取り二人分を別々に記入
生活・趣味の費用年払いも月割りで追加
残したい積立予備費・老後等の目的別
住宅費ローンと維持費を合計

二人で毎月いくら払うかだけでなく、片方が休職や転職をした期間の案も作ります。足りない額を貯蓄から補うなら、何か月続けられるかを計算し、購入後に必要な現金を決めます。

参考:住宅ローン新規借入シミュレーション|千葉銀行

住宅ローンとは?マンション購入前に知りたい選び方と注意点
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頭金と所有持分を合わせる

資金を誰が負担するかを記録する

二人の預貯金から出す頭金、各自が借りるローン、購入時の費用を一覧にします。共同口座から支払う予定でも、実際に誰のお金なのかが分かる記録を残しましょう。

国税庁は、購入資金の負担割合と登記上の持分割合が異なる場合に、贈与税の問題が生じることがあると説明しています。仲がよいから半分ずつ、と先に決めるのではなく、資金負担から持分を検討します。

借り方と保障を一緒に選ぶ

単独ローン、収入合算、ペアローンでは、返済する人や保障の対象が異なります。二人が納得する借り方を選び、銀行と司法書士に借入と登記の組み合わせを確認してください。特殊な資金移動や名義の案は、税務署等にも具体的な金額で相談します。

参考:No.4411 共働きの夫婦が住宅を買ったとき|国税庁

収入合算とは?住宅ローンで利用する仕組みと注意点
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管理資料と入居後の費用を受け取る

新築では管理の予算案、修繕積立金の増額予定、基金を、中古では直近の収支、積立残高、工事履歴、総会議事録を確認します。管理サービスが二人の暮らしに必要か、将来の負担に見合うかを見ます。

室内の工事をするなら、契約前に可能な範囲、申請手続き、工期、概算の根拠を確認します。在宅勤務を想定して防音や配線を変えたい場合、所有住戸でも自由に変更できる範囲とは限りません。

参考:マンション標準管理規約(単棟型・コメント含む)|国土交通省

長期修繕計画とは?マンション購入前に確認したい役割と注意点を解説
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契約前に二人で同じ資料を見る

購入を進めると、内見の印象、銀行の条件、見積り、入居日などの情報が片方だけに集まることがあります。申し込みをする前に、二人が同じ資料を見て、未確認の点を一つの一覧にしましょう。

契約前に二人で揃える資料
家計
住宅費上限と購入後の現金
収入が減る案でも続けられるか
資金・借入
負担割合と保障の内容
登記持分と整合しているか
物件
管理資料と費用明細
増額・工事・入居日の条件を確認
本人の家計と候補住戸の実資料を使います。夫婦の属性だけで予算や借り方を決めるものではありません。

購入後も大切にしたいものを、住宅費のために知らないうちに削らないことが大切です。まずは二人の希望と家計の上限を書き、資金負担・借入・所有持分が揃った計画を銀行と不動産会社へ示してください。そこから住戸を絞ると、価格だけでなく暮らしの納得を持って契約へ進めます。

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